東日本大震災直後の2011年6月より、当時の本学会常任理事有志等によって、宮城県において、被災した子どもと保護者に対して遊戯療法と保護者面接を事例検討会も持ちつつ4年間継続して参りました。その後、この活動は、現地の本学会会員によって引き継いで頂くとともに、以下のように、毎年1回、学会から講師を派遣して、事例検討会が継続されております。

1)  
日時 2017年1月28日 12時30分~17時30分
会場 宮城学院女子大学
検討事例 ①遊戯療法事例(佐藤葉子)
②保護者面接事例(袴塚久美子)
講師 田畑洋子・伊藤良子
   
2)  
日時 2017年12月16日 13時~18時
会場 宮城学院女子大学
検討事例 ①遊戯療法事例(三塚寛子)
②遊戯療法事例(袴塚久美子)
講師 村松健司・伊藤良子
   
3)  
日時 2018年12月1日 12時15分~17時30分
会場 仙台幼児保育専門学校
検討事例 ①保護者面接事例(佐藤葉子)
②遊戯療法事例(三塚寛子)
講師 小林真理子・伊藤良子
   
4)  
日時 2019年11月30日 12時15分~17時30分
会場 仙台幼児保育専門学校
検討事例 ①遊戯療法事例(高橋悠佳)
②遊戯療法事例(岡田絵美)
講師 永井撤・伊藤良子
   
5)  
日時 2020年11月29日 12時15分~17時30分
会場 仙台幼児保育専門学校 + リモート
検討事例 ①リモートによる遊戯療法的支援の実際(仙台テラピ・ド・ジュ研究会・佐藤葉子・岡田絵美・高橋悠佳・袴塚久美子)
②精神科診療所におけるオンライン面接の試み(精療クリニック小林・中井陽子)
③新型コロナウイルス流行下における子どもとのやりとりで感じたこと(児童家庭支援センターオリーブ・宮由美子)
講師 倉光修・伊藤良子

東日本大震災における支援活動に関するお知らせとお願い

 今回の震災は、東日本の広範囲な地域に地震と津波による深刻な被害をもたらすと同時に、原発事故をも生じさせ、その周辺の住民の生活を奪い、日本のみならず近隣諸国をも被曝の不安にさらす状況に至っています。復興には気の遠くなる時間を要することが予想され、原発事故の処理については見通しすら明らかではありません。家族や友達を亡くし、今まで住んでいた場や生活を奪われた子どもたちはもちろん、震災の被害を受けなかった子どもたちでさえ親戚が被災したり繰り返される悲惨な報道に接して心身のバランスをくずすことはめずらしくありません。また、子どもたちを守っている保護者や教職員、保育者など大人の方の中にも疲弊し支援を必要としている方は多いと思います。

 本学会でもこのような状況を踏まえ、心のケアを必要としている子どもたちやその関係者(保護者、教職員、保育者など)に対し、遊戯療法や臨床心理学の知見を生かした支援を行いたいと思っています。具体的には、①子どものケアや遊びに関するリーフレットの配布、②保護者や子どもに関わる関係者への心のケアに関する啓発活動、③避難所や仮設住宅・学校・保育所などを訪問しての心の健康度調査や心のケアに必要な対象者の発見、④支援の必要な子ども、保育者、教職員、保育者などに対する個別相談、⑤学校、保育所、避難所などの子ども集団に対する遊びを媒体としたケア、などを考えています。

 

 今後、本学会の震災支援活動については、この欄で随時報告していきたいと思います。 会員の皆様からの支援活動報告や支援活動に関するご提案、現在皆様の行っている支援活動を学会の支援活動とリンクしていくご要望等ございましたら、本学会にメッセージをいただけたらと思います。 

 

ニュース

 これまでのニュースはこちらから。

 

概要

 支援活動の概要はこちらから。 

 

案内

 支援活動のご案内はこちらから。